Robさんの独り言

In essence つまり、要するに/要することに

とある、仏教研究科の方のSNS投稿を見ていたらふと、思いつきました。

In essence つまり、要するに

日本の辞書を見てみると次の通りに訳されています。

in essence

アクセントin éssence

出典:https://ejje.weblio.jp/content/essence
が、実質 Oxford Learner’s Dictionaryを見てみると、次のような訳です。

essence

noun 1. essence (of something) the most important quality or feature of something, that makes it what it is.    His paintings capture the essence of France.In essence (= when you consider the most important points), your situation isn’t so different from mine. 2. a liquid taken from a plant, etc. that contains its smell and taste in a very strong formessence of rosewood. 出典:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/american_english/essence

ご覧の通り1.the most important quality or feature of something, that makes it what it is. は「 その該当する【何か】をそれ故にする性質や特徴」と訳されている。

つまり、英語で言うエッセンスは「本質そのもの」ではなくて、「本質をつくりあげるその周りの要素や特徴のこと」を指すと考えていいのかもしれないです。
であれば、正しい英訳としては「つまり」「要するに」「したがって」という言葉の方が良いように感じます。皮肉も込めていうことかもしれませんが、日本語で「つまり」「要するに」「したがって」という場合は大抵の場合、結論ではありません。

英語の「essence」は外来語として使われている「エッセンス」とほぼ同じ意味

よく日本の外来語の意味は本来の意味とは異なった意味になることが多いように感じますが、「essence」と「エッセンス」の関係性に於いてはあまり乖離がないようにも感じます。
日本語でも「エッセンス」というカタカナ用語は外来語として日本語にも取り入れられています。男女問わず化粧水やアロマに嗜みがある方であれば、エッセンスは「抽出エキスから来る匂いやその成分」であることがわかる。つまり、本質や真髄そのものではなく、それを形成したりするうちの一要素だったり、それらを取り巻くものなのです。
もちろん、次のような記事では私と逆のことを言っていますが、実際の会話、著名人のスピーチ、記事などでの使われ方は違います。私がもしかしたら「真髄」や「本質」という言葉の意味をうまく理解していないのかもしれません。もし間違っていたら教えていただきたいところです。

エッセンスって本来はどんな意味? 間違えていると赤っ恥すぎる!

もっと、言えば 「the essence is A」という言葉を使っていても、その「A]は抽象的なものであり、「答えが見つからないもの」に使うことの方が自然のようにも感じます。よって、「the essence of time」「the essence of life」「the essence of japan」などと、中々一生掛かっても説明できない、というのがessenceというものの深みであり、おもしろみでもあると思います。
意外と近代日本語では「本質」をズバリと語ってしまうような方も多いとは思いますが、実はこれには「特定の環境」と「特定の時」などと取り巻く要素がある程度確定していなくてはならないという条件があります。要するに「ある程度の狭い範囲」または「ある程度定義された条件下」の中でしか本質は語れないのではないかと思います。 よって、in essenceやessence of を「本質」と語ってしまってはただの堅物になりかねません。

in essence や essence of や essentiallyというフレーズは会話を膨らませる

エッセンスという言葉は今後中級や上級の英語話者に是非使ってもらいたい言葉だと思います。つまり、何を言いたいかというと「in essence」や「the essence of…」などと使うとそれは全てその人の「意見」となります。また、「意見」ながらも「本質的なところ/真髄をつくと私は〇〇××だと思う・感じる」という形で自分の意見を言うときにとても有効なのです。

「本質(意見)」「本質的なところ(見解)」を語る、ということは相手に「本当にそうなのか?」と思わせることです。それに対しての意見を誘いこみます。これによって、色々な疑問が沸くので、質問がどんどんと飛んでくることもあります。お互いの腹のそこの意見をある程度分かるので、距離を縮めることに関してもとても有効なので、より想い出深い会話づくりには持ってこいなります。

日本語には「一期一会」という言葉がありますが、諸外国の方とこれをするには「意見を聞く・意見を提示する」(もちろん時流やTPOにあったやり方がありますが…)が一番なのかもしれません。

以上、essenetially に関する考えでした。

もっと、用例を観たい人は下記Corpus of Contemporary American English をご覧いただきたいと思います。

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