仕事で神仏についてのWebサイトを閲覧しているところ、とある仏教研究科の方のSNS投稿を見ていたらふと、気が付いたことがあります。それは日本人が使いやすいと思う、「In essence」の使い方です。
辞書の意味の「In essense = 本質的に、本質に置いて」ではなく、「In essence = つまり、要するに」と捉えると英会話には有効!
日本の辞書を見てみると次の通りに訳されています。
in essence
出典:https://ejje.weblio.jp/content/essence
essence
noun 1. essence (of something) the most important quality or feature of something, that makes it what it is. His paintings capture the essence of France.In essence (= when you consider the most important points), your situation isn’t so different from mine. 2. a liquid taken from a plant, etc. that contains its smell and taste in a very strong formessence of rosewood. 出典:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/american_english/essence
ご覧の通り、1.the most important quality or feature of something, that makes it what it is. は「 その該当する【何か】をそれ故にする性質や特徴」と訳されている。
英語の「essence」は外来語として使われている「エッセンス」とほぼ同じ意味
エッセンスって本来はどんな意味? 間違えていると赤っ恥すぎる!
in essence や essence of や essentiallyというフレーズは会話を膨らませる
エッセンスという言葉は今後中級や上級の英語話者に是非使ってもらいたい言葉だと思います。つまり、何を言いたいかというと「in essence」や「the essence of…」などと使うとそれは全てその人の「意見」となります。また、「意見」ながらも「本質的なところ/真髄をつくと私は〇〇××だと思う・感じる」という形で自分の意見を言うときにとても有効なのです。
「本質(意見)」「本質的なところ(見解)」を語る、ということは相手に「本当にそうなのか?」と思わせることです。それに対しての意見を誘いこみます。これによって、色々な疑問が沸くので、質問がどんどんと飛んでくることもあります。お互いの腹のそこの意見をある程度分かるので、距離を縮めることに関してもとても有効なので、より想い出深い会話づくりには持ってこいなります。
日本語には「一期一会」という言葉がありますが、諸外国の方とこれをするには「意見を聞く・意見を提示する」(もちろん時流やTPOにあったやり方がありますが…)が一番なのかもしれません。
以上、essenetially に関する考えでした。