この間、稲取漁港のまわりをRobbie(AUS)とGareth(US)との3人で歩いていたところ、突如4名の女性たちに囲まれやさしく声をかけられ、マシンガンの勢いで3分間の間に一世紀ほどにも及ぶ稲取地区の歴史を教えていただきました。(どらえもんもびっくりなtime travelな感覚)役場があった場所が元々は砂場だったこととか、声かけていただいた女性の一人が素潜りをして貝を取っていたことなどいろいろと教えてもらいました。一緒にいたGarethがダイバーであることもあり、なんとか間に通訳で入り、皆さんの泳ぎや潜りの腕前の話で盛り上がっていました。
そして怒涛の如く続いた会話の嵐が終わり、一息つきそうになったところ、一人の女性がぽつりと放ちました。本人がおっしゃった日本語原文は以下の通りです。
皆は本当に海に潜りのは得意だけど、私が得意なのは「布団にもぐる」ことだけだよ!
LOL (笑)!! (※LOL= laugh out loudの意味。英語版の(笑)に相当するものです。)
それまでは英語に対訳しにくい日本語のフレーズが満載でしたが、このフレーズは直ぐ翻訳できちゃいました。RobbieもGarethも女性グループたちも同時に「ドッカーん」と笑うことができました。
ちなみにその時使った英語の翻訳文(対訳)は以下の通りです。実はこれは日本語と「おち」も大体の「イメージ」の感覚はほぼ同じです!
Everybody else is good at diving into the sea, but the only things I am good at is “diving into bed”!
(ほかの皆は海に潜ることが得意だけど、私が得意なのは「布団にもぐる」だけだよ!
くどいようですが、ワールドクラス(伝わりやすさという範疇で)のジョークをさらりと放ってしまう稲取の道端のおばちゃん(いえ、おねえさんと言うべきでしょうか。。、)、すごいです。(Amazing!)
普段日本語のジョークは中々英語に直訳しにくいものですが、しかし、伊豆に住み始めた1年班ぐらいまでから実は漁港町の方が言うジョークはかなりわかりやすく万国共通なものが多いのではないかと、前から薄々と感じていました。本当にタイミングと言い、その明確さと言い、とても参考になりました。また、是非お会いしたときにそのお笑いトークの技、また勉強させていただきたいところです。(笑) また、私やtheotherhouseのホームステイ滞在者にジョークを言いたいおばちゃんやおじちゃんが居たら是非ご紹介お願い致します。
というわけで、以上。稲取のおばちゃんの名言でした!

ろぶ