グローバル・世界の動向 Robさんの独り言 日本文化全般

ぼやき:「インバウンド(inbound)」という表現に対する違和感に関して

もうそろそろ2017年も終わりに近づいてきました。今後の日本の観光需要について気になるのが、訪日外国人の数です。

2017年の訪日外国人は2,800万人以上?

あるサイトでは今年の予想は昨年の21.6%増の2,880万人(https://eikaiwa.weblio.jp/business/information/inbound/2017s-foreign-tourists/)と述べています。みずほ総合研究所でも今年の2月に出したレポートで2800万人越えを予想しています。

今日現在のJNTO(日本政府観光局)のウェブサイトでは2017年9月時点で2119万6400人、昨年対比の伸長率で17.1%となっており、とても現実感がある数値となっています。国が掲げる2020年の4000万人の目標に近づいてきています。

最近は「インバウンド」という表現をあまり見なくなったけど、、、?

そう、実は最近あまり「インバウンド」という表現を目にしなくなったと思います。先日も用があって東京へ行ったところ、電車の中吊りや広告も「訪日外国人」という表現を使っていました。実は私もこれが正しいのかと思っています。

つまり、「インバウンド」とは現象のことであり、「人」ではなく「対象としてみた人」を表すときのことばづかいとして捉えた方がいいのかもしれません。インバウンド(inbound)の英語の使いかたは「inbound flight」や「inbound message」です。インバウンドということばを使うときは経済学的な観点から説明する際の「インバウンド需要」であり、外国人の旅行者をひっくるめて「インバウンド」と呼ぶのは失礼にあたると思います。これでは、せっかくいらした外国の方々を「お客様」ではなく「顧客」と読んだり、彼らからの「ご要望」を「需要」と呼んでいるのと同じような感覚です。。。。個人的にはとても違和感感じます

一時期安倍首相も「国民から税金を吸い上げる」という表現をしてしまいましたが、本当ならば言いたかったのは「国民の方々に納税してもらう」または「国民の方々から税金をいただく」のような表現の方が適切かもしれません。「おもてなし」を売りにする国としては是非こういう場面での表現方法に少しでもいいので、気を使っていただきたいと思います。

なので、提案としては次の通りです。

インバウンド ×
訪日外国人 
訪日外国人旅行者 〇

英語では、次のような表現は避けて
Inbound ×
Inbound visitor / inbound travellers △(まだ「対象」としてみている感あり、、、)

次のような表現を使うことをお勧めします。
Incoming foreign visitors / incoming travellers 〇
Visitors / Foreign travellers / Travellers from abroad / visitors from abroad ◎

今回は英語というよりは日本語の表現方法への指摘もし、反対意見もあるかもしれませんが、一応片足外国人に踏み入れている人間の立場からのぼやきでした。 ご意見は当ブログ及びFBどちらでも歓迎します。

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